【ぐーたら書評】「持たない幸福論」・・・How to だけじゃ人生乗り切れねぇよって人向けの息の抜き方本
こんばんわ。れむです。
今日紹介するのは、高学歴ニートでおなじみ(?)phaさんの「持たない幸福論」
ジャンルでいうと、自己啓発、なのかな。だるくても働かなくても別によくね~?みたいな内容なんだけど、それって自己啓発になるんですかね。
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ニート界の重鎮であらせられるphaさんの本著。
本の内容としては、いろんな書籍などからインスパイアされた理論で武装したニート肯定本といったらいいのでしょうか。
いろいろと「ああしなきゃ、こうしなきゃ」いけないことが多い世の中だけどそれって本当にあなたにとって必要ですか、って疑問を読者に提示してくれます。
この本で言及してるのはすげー雑に要約すると以下のような感じです。
「家庭持たなきゃ、定職もたなきゃ、ってのは確かに今の世の中でもド正論だけど、それって何でかって理由考えた事ある?あとそれがなかったときにどうなるかって想像してみ?」
僕は想像したことありませんでした。この本読んで初めて考えみたくらいです。
この本を読んでもらいたい人は、上記で言及している「しがらみ」にもがいて苦しんでるような一般の人。
多分、この本読んだら、そしてこのphaさんの生き方を知ったら少し肩の力がぬけて楽になるんじゃないかなと思います。
「まぁ、phaさんみたいな人もいるんだし、あんま気張りすぎなくても大丈夫だなぁ」くらいに思えるようになると思います。僕はそうなりました。(決して見下してるとかではなく、自分とは別のベクトルで生きている人もいるよねって思えるのが重要)
本で言及している個々の内容についても、まぁ、定職つかないのはいくら考えても無理だな(笑)って思いましたが、それ以外の話はphaさんの説に納得できる箇所が多かったです。
で、普段の働いてるときとかにふと、この本を思い出したりもしました。
そういった意味でも自分の価値観に影響を与えてくれる本でした。
書籍とか出るようになったり有名になってBlogの広告収入が~と言及されていますが、それが仕事になるのは嫌だなぁ、みたいなことを述べてるphaさんは筋金入りですね笑
ある意味かなり筋の通った生き方をされている方ですよね。
この本では、本著内で述べられている内容のインスパイア元の本とかが紹介されていたりするので、そういった本を読後に読んでいくのも楽しいかもしれません。
社会学者の「見田宗介先生」という方の著作が個人的に気になったので、今度読んでみようと思ってます。
以上、「持たない幸福論」の紹介でした。
ご覧になっていただき、ありがとうございました!